例会の話題…

  1. 国の運営する年金は国家の仕掛けたネズミ講である。

 これは理由が三つある。
 一つ 制度発足時の加入者の払い込み(負担)はほとんどなく受益は高額であること。
 二つ 後発の加入者は払い込む金額よりも受け取りの方が少なくなること。
 三つ 積み立てよりも支払が増える過程で破綻し、払い込みが雲散霧消すること。
 
 世代間相互扶助型の年金が現在選択されているのは年金先進国であったドイツの失敗例があったからである。ドイツでは第一次世界大戦後のハイパーインフレで積立金額が価値を失い年金の意味を失い、戦間期ナチス政権での年金制度も払い込んだ年金は消費され尽くしてしまい第二次世界大戦後のドイツ国家の分割により継承不能・インフレにより再び年金としての制度が意味をなくした。
積立方式が急激な貨幣価値の下落についていけないのは根本的に積立保険料の値上げがインフレに追いつかないからなのだが(運用上は本来変動金利で運用すればインフレ率と連動するから)、これは政府管掌であることが原因なのでどの国でも同じように破綻を迎える。
では世代間扶助が失敗する理由は何か?これは先進国では人口構成が若年者減少の形すなわち高齢化が進むことが確定しているからだ。これは人口ピラミッドがピラミッド型であった国が死亡率の低下・出生率の低下が急激に進んだ国で顕著になり、特に日本が典型例である。結局給付水準を下げつつ徴収額を増やして対応しようとするのだが、問題は徐々に行おうとすることにある。団塊の世代が退職した後に増徴策をとってもあまり増徴できない。給付を減らせばいつまでも制度は存続するという言葉上のロジックなど信用以前の問題である。生活補助年金としては税金をあてるという発想は正しい。二階建ての所得比例部分をどうするかは課題となるが果てしなく0に近づくだろう。いずれ人口が再生産可能な状態にならねば元々国家として成立できないが。

  1. 住友信託銀行は合併破談の違約金としていくらもらえるのか?

 根本的に日本の銀行は合併の際、市場への発表の段階で合併不成立の場合の違約金条項は定められていない。この場合法的に契約破棄に対する制裁としていくら要求するのか?もしくはできるのか?ということにある。しかし合併調印していない状況では契約違反ではない。風説被害と同様に扱えばさすがにあんまりだが、実質的に合併合意から白紙になった瞬間までに要した費用が良いところではないだろうか?総額一億円に満たない気がする。今後違約金条項はつくことになるだろう。

  1. 7月新番アニメはどれが良いか?

これは結構難しい。
マリみて プリキュア ズッコケ三人組 ガッシュ レジェンズ こち亀 ONEPEACE ポワロ ファフナー 犬夜叉 コナン MADLAX GIRLSブラボー 修羅の刻 ミルモ はにはに wind 爆裂天使 忘却の旋律 ナディア GA 鉄人 サムライチャンプルー 絢爛舞踏祭 サヴァイヴ 最遊記ガンロック KURAU 天上天下 うる星 マ王 DANDOH ケロロ 鋼レン Dears ニニンがシノブ伝
を現在見ている訳だが、7月からというと、マリみて ポワロ ファフナー GIRLSブラボー はにはに wind GA KURAU Dears ニニンがシノブ伝があたる。
マリみて・GAは前回に引き続き安定しているが、際だってはいない。 ファフナーは期待はずれ。GIRLSブラボーはギャルアニメの典型であり湯気で画面をごまかしDVDで稼ぐつもりなのが見え見えだ。はにはに wind DEARSはろくにみていない。KURAUニニンがシノブ伝がいいところなのだろーか。