夜 父と家族の対話

父「今年の株式相場はどうなると思う?」
私「一月は上昇相場、二月・三月の下落後四月〜GWにかけて上昇し、その後暴落するというヴィジョンを描いているけどね」
父「いやに細かいな。四半期の大まかな流れが聞きたかったのだが」
私「細かいことなら個別産業をさらに説明しますよ?」
 「銀行株は日経平均に連動しているので先ほどの動きを、海運株は安定した利益をあと数年上げつづけるが、成長性はないので株価の伸びは小さい。鉄鋼株は2005年度も安定した収益を上げるが、こちらは売価UPによる収益拡大が原材料価格の高騰を上回ると考えられるので、中国バブルが崩壊しない限りは1割程度の株価UPが見こめる。ハイテクはアメリカ経済に左右されつづける割にリターンが少ないのでスルー。やはり自分が理解し易いおたく産業への投資に傾斜することにするよ。」
父「こちらは製薬会社の株が上がらなくてつまらないのだが」
私「景気の下降局面まで無理だって。元々利益の伸長率が小さいから。今持っているりそなの売り時を探る方が良いんじゃない?」
父「ようやく利益水準まで上がったからそれはやる積もりだ。」

…まぁ家族の対話なんだよ、きっと。