B社続報

ガンホーグループの傘下入りしたB社だが、このたびタカラがグループ融資していた約27億円をデッドエクイティスワップ(債務の株式化)でガンホーが負担することになった。
B社にそれほどの価値があるとみる孫くんの弟は良くわからない。
コンテンツそのものに価値あるものがB社にあるならば今でも黒字企業のはずだが現実は債務超過
すると流通網がほしかったということになるのだろうか?理解に苦しむ。
結局タカラは95円で増資に応じて300円で売り切ったことからキャピタルゲインを得ることに成功して撤退したといえる。最大の利得者は会社存続で道楽を続けられることになった会長だが、現金という果実を得たのは失敗の投資を行ったタカラである。
せめて減資してから株式取得するぐらいのことをしてもガンホーにはバチがあたらないと思うのだがいかがだろうか?
しかしこのデッドエクイティスワップで株数が大幅に増加したことから既存の株主の持分は急落した。当面つぶれることはなくなったとはいえ儲けられない会社の株式価値は滅法低いはずである。しかも持分は低下。現在の株価水準は明らかに高すぎるので早晩修正局面を迎えることだろう。