次の一手

今週の下げ局面では今後高配当銘柄は3月第4週までは物色が続くことを考えて海運株・鉄鋼株を中心に買いを入れた。海運株は川崎汽船を買い増し、鉄鋼株は新日鉄を新規購入した。日鐵商事を買ったのは余計であったと思われる。
住友ベークライトも素材産業としては好調であり循環的な上げ下げを繰り返していることから購入。
建設株も日経平均が上昇局面入りすると大幅に高騰することから、再建銘柄として三井住友建設を購入。
この中で三井住友建設への買いが2/15の失敗である。4月上旬で取り返せない場合には処分する覚悟である。
こうして信用買いの残高は膨らんだが信用買いをしばらくやっていて問題がだんだんと分かってきた。
たとえば信用買いで含み損がでた場合に処分しにくいのは口座に現金がないためであり(主に保有株を担保に株を購入する為。現物株と同じ銘柄を信用で買うことはリスクが倍になることから二階建てとよばれて危険視される)、保有株を売却して現金を作る以外には資金を新規投入しなければ決済できない。今回は大幅上昇狙いでなく5〜10%の上昇を期待しての買いである。この為、制度信用期限の6ヶ月ももつことはなく、基本的には2月〜4月で完結する。
次の買いはおそらく4月後半からGW終了直後までの下落局面でであり、ハイテク・金融セクターを中心に購入することが考えられる。ただハイテク銘柄は不得手である為、海運株が思った以上に下落した際には再び買いを入れることになろう。


現状の今年の利益確定は総投資額の3.1%であり水準は低い。4月上旬にはこれが13.8%にまで上昇予定であるが、相場の動向で上下が激しい現状では売り注文のタイミングは結構難しい。4月も7日(金)or14日(金)近辺が節目となろうが、あと一ヶ月、はてさてどう動くことやら。


P.S
未だにローマイヤからハムが送られてくる可能性は濃厚である。現在含み損益は+1,000円。
ローマイヤは当期損失見込の大半は固定資産の減損によるものだが、本業の悪化が減損原因なので今後の減価償却費が楽になるだけの話である。PBR4.89倍の赤字会社に割安もなにもないが、唯一商品に価値はある。
3.000円のハムを貰うことで失う株価は2万円相当と予測しているので(2005/09/26の終値202円 2005/09/30の終値182円)、株を売ることだけは確かである。収益は稼げそうにないが・・・