今週の株式

新年度相場で日経平均は17,000円を突破し、17,563円にまで到達した。
元々この場面での上昇もハイテク中心であることも予想していながらこの上昇に乗り切れていない自分の投資スタイルが恨めしい。ラーメン屋は見放しているくせに保有し続けているので含み損がどんどん拡大し120万円を突破!あほか。
キヤノンで130万円以上の含み益を作ったのが丸々持っていかれている計算である。どうせこれ以上下がってもたいしたことないからと保有し続けていたらこの始末。ま、それも一興。これぞ株式投資である。


私は含み益を保有しながら投資するというのが非常にやりにくく感じる。
個々の銘柄では目標価格を設定して目標価格への到達度と評価損益を見るのは良いが、トータルとして含み益が現在どれぐらいあってどれぐらい利益確定しているかということに関しては銘柄数が多ければ多いほど理解できなくなる。
自然含み益はできるだけ利益実現するほうが分かりよいということとなる。しかしそれでは利益の最大化は望めない。仕方なくある時間軸に対しての上下を見るようになったのだが、直近の最高値圏との対比が最も分かりやすい。
つまり「最高値からいくら下落したか」である。ちなみにこの手法では過去の最高値を更新したときには、「前回の相場の最高値からこれだけ上昇した」でみることとなる。スイングトレードデイトレードを行っている人間にとってはここの銘柄の評価損益だけが関心事となるが中期投資では指標がなかなかに難しい。


今後の投資計画では来週の半ば以降は売り推奨とする。
例年の新年度相場の終焉と決算発表の時期からすると4月の第3週以降に株式を持ち越すことはリスクである。
第4週で保有する銘柄はラーメン屋と森永乳業ぐらいにしたい。とすると三井住友建設については大幅な損失確定となる可能性が十分にある。来週の上昇に期待する。ただし三井住友建設の場合には現状の決算見込が達成できるならば海水小である。しかし決算発表は5月末で決算見込修正が4月末のこの会社の株式を持ち続けるリスクは・・・凡そ20万円。
・・・持っていてもいいかもしれない。ナンピンすることはないが。
しかし松下・キヤノンの類は第3週の後半ないし第4週には新年度相場が終焉し下落する。
5月半ばに下げ止まったとことで買い注文を入れたいものである。