バンダイビジュアルのアナリスト説明

こんなものを本当に説明したのか?と疑いたくなる内容であった。しかしわざわざ動画まで用意されたら現実なのだろう。
06/10〜ヒットしたコードギアスの売上が7%しかない中で、アイマスは4%、ファーストガンダムのDVDBOXの効果がなくなったのにガンダムシリーズの売上が20%、昨年度壊滅的だったその他のスパロボ以外の新作TVアニメで13%…
つまりこの売上計画の達成は不可能だ。
どちらかというとその他の33%の中にあると思われる旧作のDVDBOXの販売の方が期待できる。「名作箱買い」はだてでなく、われわれが大学生だったときにLDBOXで発売したコンテンツの大半がDVDBOXで発売されるようだ。これは私も買いたいものがあると思わせるのでオタ向けに丁度よいのだろう。


四季報にも微妙な書かれ方をしているが、これは確かにヒットが飛べば儲かるという図式があるので期待を持たせているわけであるが、これは「ガンダムSEEDクラスのヒットがあれば」の話であり、7月にガンダムの新作TVアニメはない以上、今期中に業績に繁栄されることはない。(10月放映開始の場合コードギアスのようにせいぜい1・2月に最初の話の方のDVDが売れ始めるに過ぎず効果が低い)
株価が上昇するとすれば二通りあって、
1.ガンダム新作発表
「ZZの劇場版を上映します 三部作で」とか「来年4月よりガンダムの新シリーズを放映します」という発表である。つまり今期は通期での減益は避けられないが来期への望みを託すというのが一つ。
2.前年同期で業績が上回る場面
06年度は元々ファーストガンダムのDVDBOXを当て込んでいたため、第1Q〜第3Qまでは昨年度に比べて売上・収益ともに05年度を下回っていた。これは種デスの増収効果が消えてしまった影響が大きかった訳だが(最終巻が2006/02発売で05年度)、07年度は06年度に比べればヒットとしたコードギアスの売上と名作箱買いと呼ばれるDVDBOX構攻勢での売上が見込める。
つまり6月の1Qの実績発表をボトムとする8月の株主優待確定までの株価上昇は望める。

ただその後下落し、9月の半期決算発表では業績達成への疑問が浮上することから12月までは再び下落ないし横ばいで推移するだろう。後は新作ガンダムの発表如何で決まることだろう。
つまり現状は「売り」だ。さっさと逃げないと底なしだ。
6月になったら買うから勘弁なー