商品券使用不能

珍しいというか昨今ではありがちな事態が発生したらしい。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000501-san-soci

この場合プレミアムがついている商品券を購入した消費者がリスクがあることを認識していなかったことが問題の一つなのだろう。
が、百貨店の共通券じゃあるまいし、商品券はその会社がつぶれたら紙くずになると思うのが普通の人の発想で、多分会社がつぶれると思っていなかったのである。

次にこの会社は供託金を納めていなかったのが問題なのであるが、最近発行し始めたわけでないので供託金を納める必要がある残高に到達したときに供託の義務があることを会社が認識すらしていなかった可能性もあるし、なにより義務を認識したときに資金繰りが苦しかったら供託金に関する問い合わせを役所に行うこともないだろう。
結局のところこの供託金の問題は発行体と購入者双方に、リスクに対する意識が欠けていることが問題である。
教訓としては、発行している企業は供託状況を公開するなどの対処が必要であり、消費者はそれができていない発行体の商品券など買ってはいけないということなのである。