人民元の邦で。

先ごろ騒がれていた中国で死刑判決を下された日本人麻薬密輸犯に死刑執行されたとのこと。
ttp://www.asahi.com/international/update/0406/TKY201004060145.html
中国の麻薬に対する量刑が重いというより、元々社会主義国である中国での量刑は伝統的犯罪においては日本など先進国より一般に重い。
別に儒教的思想(一罰百戒)を実行してのことではないだろうが、阿片の流行が19世紀の清の衰退を招いた一因であったことを考えると、それも又理解不能というわけでもない。
中華思想のもと、英国人の財産たる阿片を焼却して発生した阿片戦争の責任が清側にあるとはいえ、それ以来かの国では麻薬は亡国の象徴ともいえるし。

一応荷物に麻薬を忍ばされて冤罪になったというケースでない事だけちゃんと確認していただけ中国にしては穏当なのだろう。

あ、4/2の続き。
自民党の谷垣総裁が「勉強会は自由だ」などと派閥解消に消極的な考えを示すと、谷垣総裁の所属の古賀派の議員平井卓也氏が「今決心しました。派閥を辞めます」と表明したのは、昔の六さんが佐藤首相に対して甘い対応をし続けた当時の宏池会の長であった前尾氏に言った言葉を想起させる。
あれも宏池会だったな。