イエン・サリ死去

民主カンプチアも過去のもの。ポル・ポトも歴史上の人物になろうとしている。
社会主義者というものは人権軽視の自己中心的な理想主義者に過ぎないことを我々は歴史上から学ばねばならない。
社会主義者で成功者というと、実はキューバカストロ議長やベネズエラチャベス大統領だろう。
カストロの不幸はキューバ自体が一次産品である砂糖の生産に全てを賭けており、砂糖価格がブラジルなどがすすめるアルコール転換による燃料化を行ってもさほどの価格調整とならずあいかわらずの低価格を続けていることである。実はトウモロコシのように原油と連動して相場が上昇する道もあるのである。
しかしブラジル以外の国ではサトウキビからのアルコール醸造は盛んでなく、唯一ロシア人だけがウォッカ醸造・蒸留して彼ら自身の燃料としているだけなのだ。