議事

開催されたと思ったらプロジェクターに移った画面はあのいつものCMの調子で
BANDAI VISUAL
いやーこれだけでなんか着てよかったと思っちゃった。何しに来ているか分からないが。
その後に続くのは他の会社と同様に業績のハイライト。
売上高にしめるパッケージソフトの比率は93.5%です、とか聞くと本当にDVD商売が全てということが良く分かる。
バンダイナムコグループで版権管理を行っている中でバンダイビジュアルの位置づけはパッケージソフトのみという状態なので、残りも海外でのDVDソフトのライセンス販売による収入である。
しかしその後に続くガンダム関連商品は売上高の43%とか聞くと
「他に何売ってたっけ?」
と、次に続いたのが舞-HiMEエウレカセブン
随分偏ったセグメントデスネ!
しかしよく見ると売上高では1.ガンダム 2.クレヨンしんちゃん 3.攻殻機動隊 4.エウレカセブン 5.ケロロ軍曹
の順で世の中うまくできているようである。(ちなみに2004年2月期にはおねがいティーチャーが5位だった)


実際セグメント別だと「映像ファン向け(ガンダム他)」「子供向け」「一般向け(実写)」「海外」とあるのだが、海外セグメントは上記のパッケージソフト以外の部分なのでほとんどない。実写は北野武監督作品をラインナップの中心にすえているので堅調ではある。が、発展もしない。子供向けはクレヨンしんちゃんがほとんどであり、これは劇場版のパッケージソフトの販売なので安定した収益は得られる。映像ファン向けはガンダム部分は種デスZガンダムである。これもわかる。残ったセグメント、なんかここが金の無駄のような気がするが、実のところここの部分がないと困るのである。タクティカルロアもタイドラインブルーもふしぎ星のふたご姫もかしましもみんなここだ。必要だろう!
社長も言っていた。
「現在アニメの世界では玉石混交、むしろ石の方が多数ですが弊社は質の良い作品を少数作ることで業績を改善させていく所存です」
そのとおりだ!じゃ、シムーンは?ゼーガベインは?
・・・.hackとか女神様は売れるだろうけど姫様ご用心とかはあまり売れそうにもないよなぁ・・・玉なのだろうか?
.hack//Rootsの放映に先駆けて.hack//Signを再販したりするのは正しい商法だが。


続いて業績の説明と利益処分の話。
質問は通り一遍等で海外の売上高の比率の低さと北米での苦戦についての質問が飛んだ。
海外担当役員いわく「ライセンス付与を通してのDVDの販売が苦戦している。今後直販で対応する」とのこと。
期待はできそうにないがあたればでかいことは東映アニメーションドラゴンボールなどでわかっている。


続く