バンダイビジュアル続き

昨日の続き


廃却費用の質問。
しかしこれは通常の固定資産廃却だった。というか数百万円だからそんなものだ。
開発中止損は会計上研究開発費に計上することになっているのはゲーム会社もアニメーション会社も同じらしい。
ただし制作会社でないのでほとんど開発損はでない。製作委員会への出資に対するリターンが少ないなどはあるがそれは売上高と売上原価の問題だろう。


後は普通の質問がとんで終わった。


議案も定款の変更と利益処分案と新任の取締役の話だけだったので実にシンプルであった。
取締役が増えることになっているのが問題といえば問題か。
新任取締役については後述する。


その後食事を挟んで懇親会となった。
食事は立食パーティーの形式をとっていたが、つくづく理解できないのは「どうしてこの株主たちはかくも飢えているのか?」
株主総会なのだから食べて満足するよりもまだ後に控えている懇親会での質問事項に集中できるように食べ過ぎないぐらいの心がけがあってしかるべきだと思うのだが。
ちなみに寿司は行列しておりカレーはすいていた。結果私はカレーを良く食べていた気がする。結構旨かった。
ちなみにデザートは早々になくなってしまっていた。当然ガンおたの方々が総ざらいしていったのである。
会場ではリーンの翼種デス液晶テレビで流されているところがバンダイビジュアル的。


その後懇親会となったのだが、社長の第一声が「昨年は劇場版Zガンダムを上映したので食事後も懇親会に参加いただけたのが、今回も食事後に帰らずに参加いただいた方がこれほどいらっしゃったことに感謝します」とのお言葉。…確かにあの参加者ではそう思うのもわかる。


その後の話しで面白かったのはアニメ展開の一件。
ある株主の質問
「御社はDearsをかつて販売していたが、同じ原作者の作品で麻生外相もファンとされる大人気のローゼンメイデンには手を出さなかったのはなぜか?」
…思わず去年のブロッコリー株主総会のときの質問のようだと思ってしまった。


しかしそんな質問は既に毎年のことのようで、勝手知ったる社長は新任の取締役に説明を促す。するとその取締役はうれしそうに
ローゼンメイデンは当社も狙っていましたが先を越されたというのが実情です」と対応。なるほど、「この取締役がTV深夜枠担当だ」と妙に納得されてしまった一幕も。
でも多分Dearsを先にやってしまったから企画が通らなくなったんじゃぁw


そのあとお土産をもらって帰ったが(実写映画に興味なし)、もらったものは微妙。なぜなら隣の株主ももらった中身を見たとたんの第一声
「微妙」