本郷弥生の結婚式

ウェディングケーキ

にいってきた。さすが「おた同士の結婚式」というか大学のサークル内結婚の為、式はともかく披露パーティーの方は悉くではないな、半分がSSAであり、
1/8が新婦職場、1/8強が新郎高校時代友人、1/8弱が新郎元バイト先友人で つまり8割はおた。


身も蓋もないような気になってきたので初めに戻って説明。
本来友人は二部からの参加となるところを一部からお招きいただいたということで昼から酒飲んで夜も酒飲んでいたという状態。
なので記憶が少々ゆがんでいるような。
とりあえず思い出しながら書いてみますと。

そもそもの彼の結婚にいたる経過がまた笑い話のようなものでして、まず昨年の4月、
「彼女が出来ました!」と唐突に言い出したのが4月1日エイプリルフール。それまで女っ気がないというか二次元の女性に囲まれたハーレム生活を送っていた彼の言動だから
「エイプリルフールだしな」もしくは「脳内彼女はせーい」で終了。その後誰も突っ込まず。私もそのときに「おめでとうございます!」と言っておいたもののしばらく忘れていた。
ところが困った事にこれが事実だったのである。そして昨年末、彼が冬コミで彼女に「西館でみさくら語で有名なハースニールの同人誌を預けたりした後で」打ち上げのときに来年の抱負として「来年は付き合っている彼女と何らかの結論を出します」と宣言。
で、相手が誰であるかはちっとも言わない本郷弥生。彼はどうやらとっくに言っていると思っていたらしい。
しかし私らしてみると彼とは既に当時13年来の付き合いであり、交友関係を総体として見た結果、「まぁ○○さんだよね」という感覚でずっといたわけだった。
結果的に予想はぴったり合っていたものの、その後今年3月いきなり彼が妙な事を言い出した。
「PCのハブのつなぎ方がよくわからなくて」チャットでの質問である。このとき彼がその前後で色々話し出していた話を総合すると
「彼女と同棲することになった。ついてはお互いPCをネット接続して使うのでハブを導入したい」
であったわけで。後日聞いた同棲にいたる話は更に疑惑をかもし出した。
「彼女と同じ階の住人が壁を叩いたりして騒ぐので怖いので本郷邸に避難してきた」
この話を聞いた時の周辺の感想は
1.同棲に持ち込もうとした本郷弥生が彼女の部屋のそばでこっそり騒ぎを起こしていたに違いない。
2.彼女が焦って同棲に持ち込む為についた虚言である。
のどちらなんだ!というので話が持ちきりであった。当然1を主張したのは先輩の御関さんである。実際にはその階の住民はその後全員逃げ出し、その住民はその後も騒いでいた事が
発覚。どうやら事件性はなかったらしい。


こういう事件の後、3月末に婚約した彼はその後いきなり7月になって「9月に結婚式をする事になったので参加するよーに」と言い出した。
随分急な話だがそのときの周囲の感想はむしろ「9月23日なんて井上喜久子さんの誕生日付近に式を挙行するとイベント当日にバッティングするんじゃない?」
というものであり、実際に日取りを決めた翌週にそれは現実のものとなったので、周囲は前代未聞の「新郎が声優イベントに参加して結婚式に遅刻」という事態を想像してざわついた。


で、当日のこの日を迎えたわけで。

でも新郎新婦の出会いの紹介は面白かった。
第一部での紹介。
「新郎新婦の出会いは新婦の大学入学のとき、いやに落ち着いた方がいるけれど卒業生かな?と思ったのが第一印象」
「二人の付き合いの始まりは2006年夏に新郎が新婦に映画に誘ったところから。その後付き合いを深めて今年3月に新婦が30歳になる前に婚約、そして今日を迎えました」

第二部での紹介。
「新郎新婦の出会いは新婦の大学入学のとき、いやに落ち着いた方がいるけれど卒業生かな?と思ったのが第一印象」
「二人の付き合いの始まりは2006年夏にコミックマーケットで新郎が新婦に「時をかける少女」の映画を見に行こうと誘ったところから。」

…第一部の段階で友人テーブルでは
「2006年だからヱヴァ序じゃなくて時かけだな」「あいつ確か5回以上見に行っていたよな。何回目で誘ったんだろう?」
という噂話を。周囲が親族中心なものだからわれわれはボロを出さないように我慢していたのだがw

しかしすごいヲタなパーティーであった。さきほども8割オタと書いたが、それだけ集まるとろくでもない話ばかりしているのは当然で、まちばりあかね氏には
「っつーかエロゲの話とかやめれww」とブログに書かれてしまったものの、えろげライターが先輩や同学年にいる以上不可避だよなぁw

でもこんな話しているものの、普通に皆新郎新婦を祝おうとしていたので特に暴露大会をしていたわけではなかったのも事実。(司会が暴露したのは新郎による説明なので不含)
唯一なんか変なことをやっていたのはウェディングケーキにメッセージとか書いたときで、
「めがね」をかいてみたり、「2×1」とかいたり、「17才」とかいてみたりとキーワードだけはちゃんと入れていた。

三十路過ぎると友人の結婚式にばかり参加することになってきたが、この結婚式は一部は親戚中心、二部は友人ばかりと会社上司がまったくいない堅苦しさのない良い結婚式であったと思う次第。
でも新郎が終始にやけっぱなしであったことはこれからもずっと言い続けてやろうと心に誓うのであった。新婦は二部でめがねに戻っていたのが得点高かったですよ。ええ。