JALな話。

最近JALの話題が尽きない。
はっきりいって既にJALの経営は破綻状態にあるのは間違いなく、運行を続けるならばリストラとその資金が必要であり、しかも財務状態は数千億の債務超過必至
(09年中間決算時点では純資産はプラスだが)という終わっている会社である。

どちらかというとリストラの際の債権放棄や減増資がどうなるかと、ちまたで話題の年金がどうなるかが焦点になっているが、経営再建に必要なのはまず不採算路線の撤退と、残す路線は自治体から補償を受け取っての存続を目指すローカル鉄道と同じ手法であるし、路線減に伴う人員削減と過大な労務コストである年金の削減である。
その過程で発生する特別損失を考えると金融債権の放棄とDES(有利子負債の株式化)や普通株の減資、優先株普通株への強制転換が必要になる。
すでに09年中間決算時点で純資産より優先株の発行残高の方が多い状態になっており、普通株は実質無価値である。

結局今の株価は国に救済されることが前提となっているが、自民党政権国交省の協力なタッグならともかく利害関係の相反する民主党政権では結局収拾できるはずもない。

長々と書いたが、要は私は昨年来JAL空売りする売り方なのである。
もっとも大勝負するほど現状私の資産は回復していないのでお年玉がもらえたらいいなという小規模売り方。
怖いのはたった一つ「政府による株主救済決定」

…株主助ける意味が国にないので助けることはない。前回の公募増資の幹事証券会社であったみずほ証券が営業して回った顧客に対して顔向けできないから反対しているレベルでは助ける義理はないしね。



狙うは株価1円。

「株券がゴミのようだ!」←ペーパーレスなので電子屑だが。

それにしても昨日売り禁(新規信用売停止措置)にされたこと、保証枠2,000億の話題がでただけでよく株価が上昇したものだ。売り禁になってしまったので私はこのプラチナチケットをただ持って待つのみ。

まつーわーまつーわー♪