壮観だ。

(1/12)日航株37円、ストップ安で売買成立 7億株超の売り注文残す 上場廃止懸念で
このニュースが全てだろう。遂にナショナルフラッグは地に堕ちた。墜ちたではないのが今回の救いだ。
JALといえば未だに御巣鷹山の事故や羽田の逆噴射を記憶に留める人が多い。

ホルダーの皆で細川俊之の甘い囁きを聞きながら片桐機に乗ろうぜ!
とか
「メインエンジン被弾、制御不能…制御不能…」
とか
船が出るぞ〜(沈没船が)

などとネット上で書かれるのは哀れを誘う。

まぁ「もうだめかもしれんね」と昨年から言われ続けているしな。

会社更生法第8章には更生開始時点で、債務超過である場合は、議決権を失うと規定されてる。
業再生支援機構は、事前調整で、減資と債権放棄出資で債務超過を解消して、債務超過を回避して上場維持を狙うのだけど、中間期で債務超過で無い企業が3ヶ月でいきなり、債務超過になってしまうような状況が許さてしまうのが物凄いモラルハザードで、上場廃止規定に抵触しないかが問題だと思うんだが。金額はカネボウよりひどいだろ、ここ。

つまり上場廃止になるのも時間の問題であったのだろう。