林原 私的整理発表

http://mainichi.jp/area/okayama/news/20110127ddlk33020317000c.html
これには驚いた。
元々トレハロースなどの甘味料や抗がん剤インターフェロンなどヒット作をだす優良会社に思われていた。
非上場会社で、かつ製品領域が消費者に直に届くものはキャンデーや菓子事業をグループ外へだしていることから一般的にしられにくいだけで、岡山県ではもっとも著名な企業の一つである。
文化事業への傾倒も素晴らしく、非上場会社のメリットを生かした経営に見えた。
しかしコスト意識が低かったといわざるを得ない状態であったようで、1,400億の負債を抱えた上に、実は粉飾決算が過去20年行われていた影響で500億以上の債務超過などいきなりでてくるにはホットすぎる話題だった。

まぁメインバンクの中国銀行自体、筆頭株主が林原なのだからチェックの働きようがなかったのかもしれない。
でも担保設定している土地を売却していけば、土地は安い簿価で計上されているだろうから、債務超過からも脱出できるのではないだろうか?と考えてしまうほど、岡山には林原の土地が多い。しばらく静観したい。