計画停電

私鉄・JRともに計画停電へ協力する方針を固めたのはよかったが、首都圏の周辺地域の鉄道での移動手段はほぼ断たれていた。
JRは京葉線総武線も千葉まで届かず中央線は八王子までつながっていない。京浜東北線は蒲田までで都内で終了。東海道線宇都宮線高崎線もとまっていた。
詰んでいる。私鉄は東急や京急は頑張った方か、それでも寸断されていて23区内に住んでいないと通勤困難という状況が現出した。
私は山手線だけで通勤しているので山手線が動いていることだけを確認して、一応本来の予定では8時から会議があるはずだったので7時50分に到着するように出発。
電車はむしろすいていた。当然だろう。他の路線から乗り込んでくる人がそもそもいつもより少ないのだ。
会社についてみると見事に人が少ない。まぁ早いし。同じように山手線だけで通勤している人はたどりついていた。が、私の職場が恐ろしいと思ったのはそのあとで10時までかかったものの、20名の職場で19名がやってきた。一人は千葉方面で通勤を断念したのである。
他は埼京線が動き出すのを待ち構えて〜、とか大宮までは新幹線が動いているので大宮まで歩いて新幹線通勤でやってきた、とか猛者多すぎ。まずは震災影響をはじくことだけが決まって、各事業に依頼して業務終了。仕事にならないし。

結局計画停電は実施されなかったらしい。
地震の後に停電を持ち出せば危機感からちゃんと節電をやってくれたのと温かかったから暖房用途が少なかったのと、そもそも企業が復旧していなかったからだろう。
自宅待機にした企業も多い。

昼飯を食べそこなっていたので、そのまま秋葉原へ出て川嶋でうどん食べていた。
当然のことながら秋葉原の町自体もまだ人がまばら。きっと日立社員たちも大半は出勤していないのだろう。
店員さんと「電車が正常化しないとそもそもお客がこの町にまでこないから仕方ないね」などと話していた。

家に帰りついて株価を眺めると…げーん。やっぱり暴落ですか…