韓国旅行

会社同期のSとともに、これまた会社同期のTの赴任している韓国・ソウルにいってきた。
二人揃って「面倒だから成田でなくて羽田発で仁川でなくて金浦にしておこうよ」と言って少し高めになったがその通りのチケットに。
さてAM8時に品川で集合して、京急の急行羽田行で一路羽田国際線へ。8時20分には
到着してアシアナ航空のカウンターでチェック。
…やることがなくなった。こんなに早く終わってしまうとは。
仕方がないのでTへ買っていくお土産を物色してから、本屋でソウルの街のグルメガイド用に一冊雑誌をかっておいた。
20年ぶりの出国なのでパスポートにチケットに〜と用意していてもそもそも出国審査やら荷物検査やら何やっていたかあまり思い出せない。今回やってみて面倒であることを追認識。ただ、羽田ではあまり大行列にならないようなので羽田の方が多分便利。

さて9:30に搭乗して10時に出発、一路ソウルへ。

飛行機が離陸するのを見ていて飛行機に乗るのすら8年ぶりであることを思い出す。
新幹線の方が好きなんだよ!飛行機狭いし。

で、機内食はまぁまぁだったが、帰りに後悔する。そうか、和食の方がまともなのか。
二時間でソウルに到着。金浦空港では入国審査に30分ぐらいかかったが、後は楽なもの、問題はこの後である。Tからは「リムジンバスお勧め、地下鉄は次善、タクシーは遠いのでちょっと…」と言われていた。
二人揃ってバス乗り場は探すのメンドイ!と地下鉄へ向かう。地下鉄に向かって後悔したことが二つ、
・路線図を見て実は端から端へ行かねばならない事態だったこと。
・切符を買うのに苦労したこと。
路線図は最初にTへ確認しておけばよかったことだが、駅名を聞いていたので調べると実はソウルの東南の果てだった。漢字でかいてくれればわかったのに…
とかく日本でも駅名がひらがなだけで書いていると意味がわからないことが多いから漢字で駅名を記載してくれる方がありがたいぐらいなのだ。
とうきょうより東京がいいだろう。

乗り換えすること2回。最初の地下鉄ではやたら輝度の高い明くて黒が映える液晶が搭載された電車だった。問題は椅子の座り心地は悪い。どうも得意分野に集中するきらいがあるのか?あと地下鉄なのにずっとスマホを使っている人がいる。どうやら地下鉄の路線の大半で電波が通じるようになっているらしい。若者は概ねスマホを利用しており、年寄はフィーチャーフォンをそのまま利用しているらしい。ちなみにスマホは大半がギャラクシーでiPhoneが少々ある程度か。
しかもなんか空港近くでの若い女性乗客を見ていると、ものの見事に似たような美容整形をしているのか似た目鼻の人々。区別がつかなくなって気持悪くないのか?
当然のことながらソウルも郊外へ向かうといじっていないのであろう顔つきの人々が。むしろこちらの方が安心する。いやな社会もあったものだ。

3台目の地下鉄にのると明らかに古い車体だったが、照明が妙に明るい。変な白色LEDでも使っているのだろうか。うっとうしい。
そうして1時間以上かかってようやく目的地のTの住む街に到着。改札で出迎えてくれて助かった。
早速彼の家を訪問して人心地。それにしてもよいところに住んでいる。ただマンションは新しいように見えるのに共有部分はなんか傷ついていて古びている。国民性か?聞いてみたら、「マンションは一般的に建設コストをケチっているので内装や共用部分はヘボイ。実際内装も水まわりでもないのに築5年程度で盛り上がっている部分が発生している。」
韓国のお国柄かもしれない。高層マンションだらけのこのソウルで基礎部分等で手抜きされていたら大丈夫なん
だろうか?あまり住みたくない。

さて早速だが、腹を減らした3人は「肉だ!」と一致して焼肉屋へ向かう。
中一会館 明洞店でミノやこてっちゃんにカルビをいただく。いやー美味い。焼肉が最大の目的の私はこれだけで
満足。ていいますか、ぶっちゃけ私は韓国が好きじゃない。


で、肉に満足した後はショッピング。近くの現代百貨店に行ってみる。これまた日本と似たようなデパートで、ブランド品が
結構多いのが驚き。

Sが襟巻を買ったところで買い物終了。次は地下モールを通ってから外国人用のカジノへ行ってみる。
ところがルールがよくわからない。ルーレットはなんとなくわかる。
しかしスロットは何がどう当たりになっているかよくわからない。
ポーカーもフロップ・ポーカーだからいまいち感覚がつかめない。プレイしているのを眺めていても、別にむこうぶちのイッシーィン王子のようなプレイヤーがいるわけでもないから強い人がわかるわけでもない。
一番熱くプレイされているのはブラックジャックだったが、どうみても山出しの中国人のおっさんがマナー悪く500MKRWぐらいを普通に張っていた。
一通りみたが面白そうに見えなかったので遊ぶのをあきらめた。次に行ったのはCD屋である。
さすが韓流の本場。少女時代が飾られている。「GirL's Generation」と書かれていたので違和感があるが。
そもそも韓流スターの女の子たちは整形の効果かみな似たような顔をしていて区別がつかない。なんであんな面白くないことをするのか。
私がこのとき買ったのはアンティークである。
つまりノイタミナ枠でやっていたアニメ「西洋洋菓子骨董店」のDVDBOX。22,000KRWだった。2,000円ぐらい!?
とりあえずレーティングが心配だったが、家に帰ってからPCでみてみたら普通に見られたので問題なし。
次にまだ腹が減らないので喫茶店で休憩。どうにも次も肉と言えるぐらいに腹が減らないので、Tの家にピザとか持ち込んで宴会にしようということに。Sはやけにピアノバーにいくことにこだわっていたが。なんかあったのだろうか?
一応引き上げる前に更に本屋によらせてもらった。

こんな感じ。




日本語のまんがや雑誌は直輸入なので1割増しぐらいの価格。ハングルのものは3割引きぐらい。

で、タクシーを拾って家近くのピザ屋へ。
ピザ屋にて。
「そもそもこちらのピザ屋ってどういうシステムなんだろう?」「いくらからデリバリしてくれるんだろうね?」
「…えーっと10枚から」「10枚!?パーティーでもやるのか?」「パーティー規模だから基本的にケータリングのイメージだな」
「ということは韓国の人はどうしているんだろう?」



「どうやら電話で注文してから15分後にお客がとりに来るようだな」
「なるほどねー…まぁ日本よりピザの値段安いからあまり文句いうようなものでもないか」
「それにしてもよく10分で焼けるな… 冷凍か? でも日本でも30分で配達ってやっているしなー」



結局20分ほど待ったら出て来た。なるほど、次回から電話してから来ればよいことが分かった。
で、商店で酒とつまみを買ってから宴会になだれ込む。ちなみに近所にたこ焼き屋がなぜかあったので、お土産に買っていかなかったのは正解w

多分24時過ぎたところでお開きになった。

シャワーを借りて着替えて就寝。なぜか二つある浴室。なんでだ?と聞いたら
「壊れた時に予備に必要だから」
そうやら水回りが壊れることはデフォルトとして考えねばならないらしい。ちなみにTの家ではまだ壊れたことはないらしい。
床は韓国らしくオンドル…といってもようは床暖房(ガス温水により温める)で暑いぐらいである。
韓国は電気料金などの公共料金は安めに設定されているので省エネのインセンティブが働かないのだろう。