2010-11-10 閑話休題 日経朝刊の連載小説で今は「韃靼の馬」が掲載されているわけだが、ウラジオストクにロシア人がいて…とかかいているわけだけど、この小説の現時間は新井白石の正徳の治から20年経過した徳川吉宗の享保の改革の頃。 当然沿海州は清の領土でウラジオストクはまだ建設されてはいない。あれ?当時のロシアの主要な極東の港はオホーツクで、カムチャッカ半島とも海路で行き来していた。さらに50年後の世界では大黒屋光太夫がアリューシャン列島のアムトチカからカムチャッカ半島→オホーツク→ヤクーツク→イルクーツク→ペテルブルグと旅をしたわけだが。 まぁ史実でなくて小説だからいいのか。