隠岐と帰京

朝早くめざめったー♪ 朝食たべてからホテル近辺の港を散策。
10時になってまた観光タクシーで島を一周。こちらも滝あり神社あり灯台ありとみどころは満載だった。
隠岐流刑地であったものの、政治犯が多かった。主だったところをあげても小野篁(遣唐副使拒否)、伴健岑承和の変)、藤原千晴安和の変)、板垣兼信(頼朝による甲斐源氏討伐)、佐々木広綱(比叡山との抗争)、後鳥羽上皇承久の乱)、後醍醐天皇(元弘の変)と基本的に政争での敗者が送り込まれるのが習わし。太宰権帥と違うのは島に閉じ込める必要がある人物であるところか。(逃げ出すと謀反を起こすリスクがある)

とはいえ、実際に逃げ出したのは後醍醐天皇ぐらいのもので(船を盗んで逃げだすと本土にたどり着くどころか魚の餌になるだけ)、ようは後醍醐天皇は海賊が連れ出してくれるぐらいの超大物かつ期待の星であったということなんですけどね。
後鳥羽上皇のときはそのまま死ぬまで18年隠岐にいましたが脱出できませんでしたからね。

島のあちこちをタクシーでみてまわると結構風光明媚でいい場所というのはその通りで、やる夫スレで鎌倉幕府のがあったのですが、それにでてきたごとばん(後鳥羽上皇役のかがみん)がえらく気に入っていたのもさもありなんと。

で、飛行機の時間から逆算してかなりギリギリの時間まで観光してまわり、西郷港に戻ってきたときには既にのこり30分で飛行場へのバスの時間。慌てて近所の喫茶店でカレーを食べて、ついでに買い物してからバスで空港へ。

そこからいきなり大阪空港へ。なんか帰ってきたーと感じつつ、両親が空港バスにのるのを見送ってから私はANA機で一路羽田へ飛ぶ。飛行機は予定通りにとびたたずイライラさせる。これだから飛行機は嫌いだ。(私は普段新幹線でしか移動しない)
20分遅れで到着し、モノレールで浜松町へ行きそのあと山手線で帰宅。